調べもののおてつだい① 本の分類と並び方
としょかんの本は、本をさがしやすいように、決まったルールでならんでいます。
本のならび方のルールを知っていると、とてもべんりです。
本の分類(ぶんるい)~日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)
- としょかんの本は、かいてある内容によって、グループ分けがしてあります。このグループ分けのことを「分類(ぶんるい)」といいます。
- また、日本国内の多くの図書館では、かいてある内容によって10個のグループに分けて、それぞれのグループの中でさらに10個に細かく分けていくという、「日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)」という分類方法を使っています。
- 本のせびょうしにはってあるラベルの3ケタの番号は、この分類方法によってつけられた番号です。
- 本だなには、分類番号「000」から「999」までの目印がつけてありますので、本をさがす手がかりにしてください。
(1)分類(ぶんるい)のしくみ
例:「天気」についての本をさがすとき
- 「天気」は、自然に関係することなので、「4:自然科学」のグループにふくまれます。
- その中で「4:自然科学」⇒「45:地球・気象」⇒「451:気象学」というようにグループ分けされていきます。
- よって、天気についての本をさがすときは、「451」の本だなをさがします。
(2)背ラベルにかいてあること
本の背表紙にはってあるシール(背ラベル)に書かれている情報を「請求記号(せいきゅうきごう)」と言います。
請求記号は、3つの内容がふくまれています。
① 分類番号(ぶんるいばんごう)...日本十進分類法によって付けられた番号
② 著者記号(ちょしゃきごう) ...その本の著者(作者)の姓の頭文字
③ 巻冊記号(かんさつきごう) ...シリーズものにおいて、何巻目かをしめす数字
図書館の本は、すべて請求記号の順番でならんでいます。請求記号は、「本の住所」と言えます。
本だなでのならび方
- 本は、請求記号(せいきゅうきごう)によって並んでいます。
- 分類番号順、著者記号のアイウエオ順に並んでいます。
- たなのいちばん上の段の左から右へとならび、仕切りごとに下の段へうつります。
- また、大きな本や重たい本は、本だなのいちばん下の段におくことがあります。
◆子どもとしょかん1かいの閲覧室案内図(えつらんしつあんないず)
絵本のならび方
- 絵本は本とちがって、内容ごとには分かれてはいません。
- 子どもとしょかんでは、その絵本の絵をかいた人のなまえ(みょう字)のアイウエオ順にならんでいます。
- 絵本の背びょうしにはってあるラベルには、絵をかいた人のなまえのさいしょの1文字がかいてあります。
【気をつけて!】子どもとしょかん以外の北九州市立としょかんでは、絵本のタイトルのアイウエオ順にならんでいます。
◆子どもとしょかん地下1かいの閲覧室案内図(えつらんしつあんないず)